ガイド · 08
衛星画像の比較で分かる変化と、分からないこと
二つの画像から、岸線、広い建設区域、焼失跡、雪や植生などの違いを観察できます。ただし画像だけで原因や正確な変化量は証明できません。雲、大気、日射、画像処理でも見え方は変わります。
更新日:十分な大きさの地物を見る
HLS の元ピクセルは 30 m です。大きな貯水池や農地が向いており、画面を拡大しても元データの解像度は上がりません。

変化が続いているか確かめる
近い日付や同じ季節を見ます。一時的な水、作物周期、雪、雲が、一度だけ見える差の理由かもしれません。
観察と原因を分ける
「見える水際が後退した」は観察です。「干ばつが原因」とするには気象、水文、貯水池運用などの情報が必要です。
色だけで診断しない
自然色も大気と光に左右され、偽カラーはバンド配置に依存します。スクリーンショットの色から植生の健康度や火災の深刻度は計算できません。
定量評価には解析を使う
比較ツールは大気補正、分類、面積計算を行いません。数値が必要なら元データと GIS・リモートセンシングの手法を使います。
確認可能な説明を添える
場所、製品、二つの UTC データ日、見える現象、雲や欠損の制約を記します。NASA の出典と表示条件も残してください。
はじめる前のよくある質問
新しい家は見えますか?
大規模な開発は見える場合がありますが、一軒の家は小さすぎたり不明瞭だったりします。
二枚の画像で森林伐採を証明できますか?
できません。原データ、分類の検証、背景情報が必要です。
植生の色が変わるのは被害ですか?
そうとは限りません。季節、水分、大気、処理も影響します。
市松模様は地表の変化ですか?
いいえ。透明または欠けた画像部分を示します。
出典と参考資料
条件をそろえて比較する
同じ範囲で画像を選び、実際の日付と出典を付けて書き出しましょう。